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2008年9月29日 (月)

笑顔が凍るとき

昔々、今は鬼籍に入った父がよく言ったものだ。

「お前は器量も頭も悪そうだから、愛嬌だけは捨てるな」と。

今となってみれば、器量はイマイチ、頭はヒトナミ、といったところか…。

そんなワタシだが、「愛嬌は捨てるな」という父親の遺言は守りたいと思っていた。

だけど、世の中、ままならないものだ。

どんなに追い詰められても、微笑みは絶やさずにいよう、それが周りの人への心遣いだ。

と思っていたのに、どうやらそうでもないらしい。

精一杯の心遣いを土足で踏みにじる、想像力と思いやりのかけらもない輩が多過ぎる。

緊張感が足らない、とか

ヒトゴトみたいな顔をしている、とか言いたい放題。

どんな思いをして平静を保っているか、

どんな思いをしてつくり笑いをしているか、

わかろうともしないで。

何を言ってもいいと思われるほど、ワタシは軽く見られているんだろうか。

他人から軽んじられることほど、人間の尊厳を損なうことはない。

他人から軽く見られるくらいなら、愛嬌なんて捨てたほうがまし。

周りから、近寄りがたい人と思われたほうがどんなにいいか。

父親の遺言は守れないけれど、他人から軽く見られないためならば、許してくれるはず。

凍りついた笑顔のかげで、そう決心した。

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2008年9月26日 (金)

本人はキライじゃないんだけど

残業でむくんだ足を引きずりつつバス停に向かったら、なんかいつもと雰囲気が違う。

人が多いのだ。

それも、明らかに仕事帰りでない、年齢層の高い、女性の集団。

…。

お芝居でも終わったかな?

と思ったら、違ってましたわ。

F3層に大人気の、あの歌手のコンサート終わりだったのね。

熱狂的な声援を送った余韻がそこらじゅうに漂っている。

その元気、他にも活かそうね、との余計なお節介は胸にしまって、満員のバスに乗り込むワタシでした。

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