精神的に参っていた日が続いたので、気分転換も兼ねて春物のスーツを買うことにした。
ワタシの今のオフィスは、特にドレスコードもないのだが、たまに来客の応対や会議出席もあるし、いろんなところに訪問することもあるので、ワタシは基本的にジャケットを着用している。
まぁ、上下セットで揃えておくと、コーディネートにもそう悩まないし、時間がない朝もとりあえずなんとかなる。
それにスーツって、仕事服というか戦闘服って感じがして、身が引き締まる。よしっ!って気になる。
当然、ここ一番の日には、勝負服に身を包む。気合い負けしないためだ。パステルのアンサンブルニットなんて着てられない。
でも、どこかに女らしさも取り入れる。ジャケットのインナーがふりふりレースだったり、そのまた下がとっておきの勝負下着だったり。いや、そういう勝負ってワケじゃないんだけど、なんて言うか、気持ちの問題。
メイクにも手を抜かない。以前、徹夜明けのぼろぼろ状態でレクチャーしたけど、全然気持ちが乗らなかった。やっぱり、きめの細かい肌に、きれいに乗ったお化粧が気持ちを高めてくれる。
そういう気合いの入れどころのない男の人って、何で気持ちを高めているんだろう。
一昨日の女同士の夜ご飯のときの話題のひとつが、「男のプライド」についてだった。
つい何十年か前まで、男の人には、「男が働いて社会を支えている」というプライドがあったと思う。それが辛い仕事にも耐える支えになっていた。
でも、今は女性が社会に進出し、男性と互角に働いている。優秀な女性もいる。
そうなってくると、今まで綿々と受け継がれてきた「男のプライド」ってなんやねん、ということになる。
ここで男性は、いくつかのタイプに分かれる。
①女性の社会進出を当然とし、自然な振る舞いができる。
②女性の社会進出がおもしろくはないが、それなりに適当にあしらう。
③女性の社会進出が許せないので、拒絶する。
まぁ、いくつかの変化形はあるだろうが、だいたいこんなもんだろう。
タイプ①のような男性は、同僚や上司や部下として信頼できるし、今後も増えてほしいと思う。
タイプ③は無視すればいい。無視できない相手の場合は、はいはいと言っておく。向こうがこちらを認めてないということは、こちらに何ら期待や要求もしていないということだから。
やっかいなのがタイプ②だ。普段はタイプ①のように振る舞っている場合もあるから、油断していると煮え湯を飲まされる。
議論していて窮地に立たされると逆上するのもこのタイプ。理屈でかなわないとなると、「だから女は…」と本質から離れたところで相手をやりこめようとする。
レベルが低い場合は、相手の足を引っ張るという禁じ手に出るから、注意が必要だ。あることないこと誹謗中傷なんでもあり。でも、こういうヤツは結構多い。
「いっぺんしめたろか」と思うのだが、まともに相手するだけ時間の無駄。ますます卑怯な手段に出られるのがオチだ。
となると、こっちも演じるほかない。「殿方の社会において、私どもは殿方がお仕事しやすいように従順なシモベでおります。(…おえっ)」とまでは、ばかばかしくて無理だが、うまく相手を立てるフリをして、実は手の上で転がす。
少しぐらいできない女を演じて、責任は微妙にタイプ②男におっかぶせる。そこはそれ、男のプライドでうまくやってくださいよってこと。くたばれタイプ②男!
…こわいですねぇ~。女が集まると、こんな話してるんですよ。でも、多くの働く女性がタイプ②男に悩まされてるのは事実。そして日夜、こういう男の対処法を策略している。
いや、ホント、この世の中、どこもかしこも伏魔殿ですわ。お気をつけあそばせ。
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